卵巣の疾患で妊娠ができない女性には卵子提供という選択肢があります!


卵子の提供を受けることで妊娠が可能になります!

赤ちゃんが欲しくてもなかなか授からない場合には、いわゆる不妊治療に取り組むことになります。具体的な方法としてはまずはタイミング法と呼ばれる、排卵日の2日前~排卵日までの比較的妊娠しやすい時期に性交のタイミングを合わせる方法が行われます。また男性から採取した精子の中から勢いの良いものを選別して女性の体内に注入する人工授精や、排卵促進剤で卵巣を刺激する薬物療法が行われる場合などもあるようです。ただし男性または女性の性機能に何らかの異常がある場合には、これらの方法では対応が難しくなります。女性の卵巣の疾患により妊娠ができない場合には、卵子提供という選択肢があります。卵子提供は別の女性から健康な卵子の提供を受けることで、妊娠を可能にする方法です。

様々な問題が生じる可能性があります!

日本国内では現在は一部の施設のみで卵子提供による妊娠を取り扱っており、女性の母親や姉妹など親族が卵子の提供者になることが多いようです。ただし対象は卵巣の病気や卵巣の摘出で妊娠ができない女性に限られ、加齢などによる卵子の老化が理由の場合には対象外になります。一方で海外には卵子提供プログラムと呼ばれる、第三者の卵子を利用した不妊治療を行う施設が数多く存在します。ただし多くの場合には卵子の提供者が誰なのかは知らされませんし、また卵子の提供者を選ぶことはできません。多くの場合には卵子の提供者は外国人となるため、生まれてくる子供の見た目が一般的な日本人とは異なる場合などもあるようです。さらに生まれてきた子供への告知など倫理的な問題が生じる可能性がありますので、海外での卵子提供プログラムについてはくれぐれも慎重な検討が必要だといえるでしょう。

卵子提供とは不妊治療の一つです。夫の精子と提供された卵子を体外受精させ、妻の子宮で妊娠、出産する医療行為です。